基本モデルを間取り変更して自分のイメージに近づける、何ともワクワクする作業に突入。間取りプランニングははまりますね。


ログハウスの間取り


基本モデルHS-P64は、6.7mx4.8mのリビングに、キッチンスペース とトイレ、洗面そして風呂が一体化したユニットバススペースが考慮された間取りになっています。

でも、小生、あのビジネスホテルスタイルの浴槽とトイレが同居しているユニットバスはどうにも好きになれず、なんとか独立したバスルーム、トイレに したいと考えていました。

そこで、当初はリビング空間の一部をバス・トイレルームキットで仕切り、 図のようなプランを考えました。

吹き抜けのリビングスペースを大切にして、ロフト下のスペースを効率的に使い、トイレ、洗面および浴室をコンパクトにまとめて配置し、その仕切り壁に 流し台を配置することで、水周りもまとまり作業性も有利になると考えていました。




メインのリビングを仕切ってバス・トイレを配置


こんな変更プランを考えながら、あるとき、すでに完成してる角ログハウスの内部を見学できる機会を得て、憧れのログハウスの中へ・・・。

「えっ!狭ーい」

そのログハウスの建築スペースは、僕らのちょっと大きめサイズ。

しかし、トイレ、風呂スペースの仕切りにより、リビングがかなり狭く感じられました。

もし僕らのモデルでリビングを仕切って風呂、トイレスペースを作ってしまったら、さらに狭く感じるだろう。

リビングにはキッチンのみを配置して、トイレおよび浴室は外付けする案が 急浮上してきました。

キートスのログハウスでは「外付けバスルームキット」が準備されています。
トイレと洗面さらには浴室を約2坪ほどのスペースを「在来+パネル工法」で外付けするものです。

小生の変更プランの最終案は、次の図のようになりました。

外付けバスルームへの扉開口部の位置やトイレおよび洗濯機スペース等、メーカーといろいろやりとりがありました。

また、カミさん要求も厳しく、
「バスルームへの入り口ドアを開けてすぐ正面に洗濯機が見えないように」
とのこと。

洗濯機は生活感がにじみ出ているそうです。
はい、はい。




外付けバス・トイレルームによる最終案


図面で見ればさもない最終案ですが、ここまでの道のりは結構険しかったように思います。

かなり最終段階になってから、建築基準法による一部屋の大きさ制限(丸太組の場合、最大スパン6mで30u以下)があることを知り、泣くなく両端に90cmの耐力壁を設けました。

これで広々ワンルーム案は夢と消えてしまいました。

でもこの耐力壁を効果的に利用して、対面キッチン化および玄関の風除室を 設けることにしました。

靴を脱ぐ習慣の日本では、やはり玄関スペースがあった方が絶対的に便利だし、冬は入口からの風防が必要となります。

また、対面キッチン化はカミさんのたっての希望だったので、この壁をうまく利用できました。

いろいろ考えればアイディアは沸いてくるものですね。

結果として、バスルームの外付け化はログハウスの大敵となる湿気対策上も かなり有利なようです。

キートス担当者の話では、建築後数年経って「うちも外付けバスルームにすればよかった」というオーナーさんは結構多いらしいです。

ちょっと頑張っても(予算的・構造的に・・・) バスルームやトイレは ログ本体の外付けの方が良いようです。

そんなわけで、やっと決まった間取りプラン。
この段階で正式にメーカーと契約を交わしました。

キートスさん、いろいろアドバイスをキートス、キートス!

契約後、確認申請用の書類作成にとりかかりました。

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