道具について・・・備えあれば憂いなし
土地も購入し、キートス本社にてN氏の熱烈歓迎とセルフビルドについての説明を受けて契約を済ませ、あとはログ材の到着を待つだけという方々へ。
「道具は、なるべく予算の許す限り新しいものを揃えておいた方がよい。」 と思います。
お友達のを借りようなど、道具に関してはあまりセコイこと言ってはいけません。
実は、私も習い事(華道)の師匠から道具を借りようとしたセコイ弟子でありました。
私の師匠は男性のため、どうしてもデパート等の華展会場でインパクトドライバーはもちろん、電動ノコなどを引っ提げて「大作」を仕上げるのです。
なので、お教室には色々な道具が大量に置いてあります。
以下は、師匠と怠惰な弟子(私)の会話であります。
弟子:「先生。お願いがあるんですが。」
師匠: どうしたの?」
弟子: 実は長野にログハウスを建てることとなりまして・・・自分たちで。」
師匠:「えっ・・・ホントに。」
この後小一時間ほどお稽古そっちのけでいきさつを話す私。
これまたお稽古そっちのけで話に夢中になる師匠と他の弟子たち。
師匠:「それはいいことだ。きっと床張りをすれば、君はインパクトドライバーを使いこなせるぞ。」
弟子:「そこでお願いがあるのですが・・・道具貸してください。レンタル料払いますから。」
師匠: 「あのねぇ・・・この教室みたいにたまに使うのならいいけれど、家建てるとなったら自分のを持ったほうがいいよ。特にノコなどの刃物、インパクト等の切ったり、貼ったり、削ったりの道具は持ち主特有のクセがあるからね。
こまめにホームセンター行ってチェックすると掘り出し物があるよ。」
なるほどと納得した私。
考えてみれば、田舎暮らしをするということは「何でも出来る限り自分でする」ということが出来なければいけません。
そこで、ホームセンター巡りをしてみました。
感じたことは、東京や埼玉(といっても東京に近い地域)のホームセンターは 全体的に少々高めです。
それに比べてここ長野県はホームセンター自体が広く、工具も生活必需品なので安めです。
キートスさんから送られてきた「使用工具について」という付録を片手に一通りそろえました。
また、決算時や新製品に代えるときなどは、インパクトドライバーなどの工具や材木は 「目玉商品」としてレジの前に積み上げられていたりします。
現在使用しているインパクトドライバーは、3万円が¥9,800円で売られていました。
とても使いやすく、充電時間も短時間でとても重宝しています。
ログ積みをしているとき、こんなことがありました。
12段目、あともう少しというときです。
ログ材にTボード用の「溝」がなかったのです。
「たしか予備材があったはず」と探してみたら・・・
なんとまあ、予備材にも溝はありませんでした。
そこで、休憩を兼ねて「使用工具について」の「ノミ」の使い方を参考にして コンコンと掘ってみました。
途中、ゲンノウ、ノコギリも使用し、20分ほどで終わりました。
やはり、「備えあれば憂いなし」です。
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