田舎を作ろう
その日から、自分たちの老後のこと、そして何よりも娘が結婚した後(いつのことになるやら)生まれてくるであろう孫たちに「田舎」の良さを知って欲しいという願いから、土地選びは始まりました。
佐久の土地を購入するきっかけは、「ふるさと情報館」から月に一回発行されている雑誌でした。
これは店頭にはなく、会員になると雑誌が送られてきます。
土地情報はもちろんのこと、田舎暮らしでの注意点、物件の選び方など田舎暮らしのノウハウが詰まっている大変便利な雑誌でした。
ある時「東信州」特集が組んであり、交通の便が良く、冬は雪が少なく、また医療体制も充実していることを知り、さっそく「ふるさと情報館」に見学の申し込みをしました。
東信州はともかく、「長野県」といえば、軽井沢(結婚式をしました)と善光寺と白馬(いずれも主人と旅行)ぐらいしか訪れたことがありません。
どんな所だろう、、、と期待と不安でいっぱいになりながら長野新幹線に乗り込みましたが、佐久平駅に到着するやいなや、一目惚れです。
大型スーパー、ビジネスホテル、飲食店、ホームセンター、そして病院・・・
駅周辺は見事なくらい開発されておりました。
実は、主人は自称「海の男」で、 温暖な気候と海の近くを希望していました。
ただ、私は 正直なところ「海は苦手」なのでした。
たまに海水浴程度ならいいのですが・・・
そこで、いわゆる方位鑑定をしてもらいました。
すると鑑定の先生曰く、
「間違ってもご主人は海に近い物件、特に千葉、茨城辺りは今後20年間はダメ。」 とあっさり却下されました。
(でも、忠告は素直に従うものです。あの3.11の東日本大震災が起きたのですから。)
そして「自宅から西と北西(佐久市)が一番いいよ。きっといい物件見つかるよ。」とアドバイスを頂きました。
ふるさと情報館のI氏、現地提携不動産のA氏にご同行頂き、色々な物件を見て回り、帰宅後、主人と二人結婚を決めるときと同じくらいうんと悩みぬいた末、現在の佐久市茂田井に決定しました。
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