4.知識・技術習得
<ログハウス建築>
『夢の丸太小屋に暮らす(LOG HOUSE MAGAZINE)』等の雑誌を読んでいると、よくハウスメーカーさんによる「セルフビルド体験講座」みたいなものがあります。
人それぞれなので、「行くだけムダ!」なんて言うつもりは毛頭ありません。
原木の丸太を使い、スクライブやノッチ加工をしながらログを組み上げるつもりなら、その技術習得のために講習を受けるのは間違いなく有意義だと思います。
でも、少なくともキートスさんのログ材を購入して建てるなら、お金を出して遠くまで習いに行く必要はないと思います。
少なくとも、僕自身は体験イベントに参加したことがありませんでしたし、そんなヤツでも一応立派にログハウスを建てられましたので、ご安心ください。
但し、丸ノコやインパクトドライバーの取り扱いは、有識者に習っておくのがオススメです。
僕の場合は、キートスさんに土台敷きを支援いただいた際、一通りの使い方を教わったお陰で、難なく使いこなせるようになりました。
あと、内装工事や家具を自分でやろうとされている場合、図書館や本屋さんで 本・雑誌を読み漁って、デザインや工法を 具体化しておくのがいいと思います。(写真をコピーして、必要な部材や工具を準備しておく)
<電気工事対策>
電気は直ぐ近くまで電線が通っているので、自家発電装置を配備する必要はありません。
建築業者さんの電気工事費の粗見積りは約70〜80万円 でした。
(配線・機器、換気扇工事等も含む)
高い・・・
そこで、第2種電気工事士の資格を取得し、電柱からの給電や主な配線以外はなるべく自分でやろうと決意しました。
筆記試験は6月。
合格発表のタイミングは建築開始時期、6月の試験に落ちると業者さんに委託せざるを得なくなります。
それはもう、必死になって通勤の往復で勉強しました。
一次試験(筆記)は何とかなるのですが、問題は二次試験(技能)。
工具や練習用の部品(電線や器具)も買わねばならないし、何より、座学では限界があります。
そこで専門学校の講習会を受け、練習を何度も繰り返して試験に挑み、何とか合格することが出来ました。
費やした多くの勉強時間や教材費・講習費を考えると、業者さんに委託してもコスト面では変わらなかったかもしれません。
でも自分の好きな場所にコンセントを取り付けたりできましたし、ログハウス完成後も知識や技術力は役立つはずです。
気力のある方は、ぜひチャレンジしてみて下さいね。
<その他>
キートスと契約を交わし、ログハウスを荷受けし、建築し、完成するまでに「持ってたら良かったなぁ」「勉強しておけばよかったかも 」と思った資格は以下の通りです。
◆ DIYアドバイザー資格
主に内装工事で役立ったと思います。
◆ 森林インストラクター
森のなかでの建築だったので、休憩時間などに森を散策する時に役立つ知識を習得できた気がします。
◆ 浄化槽管理士
これを持っていたところで、何らコストダウンにはならないと思うのですが、せっかくウチにあるので知識くらいは・・・
◆ 造園技能士
庭木の選定に役立ちそうな気がします。
◆ 樹木医
庭(森)に生えている樹木の保全を自分でやってみたいので。
他にも、今から受けようとしている試験もありまして、地味に頑張りたいと思ってます。
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