14.薪ストーブ
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薪ストーブの選択
ログハウスには、お約束の薪ストーブです!
機種はどれにするか悩みましたが、バーモントキャスティングやダッチウエスト、ヨツールといった欧米の一流メーカー品は煙突まで含めた値段で考えると予算的に手が出ません。
そこで、予算内で信頼できる日本メーカーということで、ホンマ製作所の製品を選びました。
製造は中国ですが、私の経験上、中国製であっても日本メーカーの品質管理が徹底していれば、保証を含め何ら問題ありません。
カタログにもちゃんと中国製と書いてありますし、日本着荷後にメーカーで検査してからユーザーへ出荷しているのは良心的だと思います。
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炉台
9月に入り急に朝晩が涼しく、というより肌寒くなってきたので、 薪ストーブの設置を 急ぐことにしました。
まずは薪ストーブを設置するために炉台が必要ですが、レンガを積んでセルフです。
目地をモルタルで埋める作業で四苦八苦しました。
何せモルタルは水で練ったが最後、硬化が始まってしまうため 途中で休むわけにはいきません。
炉壁一面で約5時間ぶっ通しで作業し、 最後のほうはモルタルが少し硬くなりかけてきて、 細かい目地を埋めるのに 必死でした。
それでも何とか三日間かけて出来ました。
薪ストーブを置いてみて、 まあまあの出来栄えに自己満足しています。
この後煙突を設置し、待望の火入れです。
因みに、薪は奥さんの友人の実家にもう使わない薪の在庫がたくさんあるらしく、いただけることになっていて、今年の冬はそれで賄えそうです。
ラッキー!
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煙突
煙突は壁抜きのため、メガネ石が必要です。
メガネ石は、最初市販のものを購入しようと思っていましたが、カタログを見ると「材質:ケイ酸カルシウム」と書いてあったので、板厚12mmのケイカル板をホームセンターで購入し、穴を空け、積層してセルフで作りました。
市販品が約1万円するところ、2千円ちょいで出来ました。
それと、煙突の保持ステーはホームセンターで見つけたステンレス製のゴミトング(長さ750o)を加工して作りました。
薪ストーブ用のステーよりもこちらのほうが板厚も厚く、丈夫で安いです。
ステーが届かない部分はステンレスワイヤーで引っ張って固定しました。
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火入れ
煙突設置も終わり、いよいよ薪ストーブの火入れです。
薪に火を付けるときに少し緊張しましたが、無事着火し、勢いよく燃え上がった時は感動モノでした。(ログハウスに明かりが灯った時と同じくらい)
思えば、この時のためにログハウスを建てたようなものですから。
じわ〜っと温かさが広がる感じが温風ストーブなどと違い、体が芯から温まるというのが良く分かります。
また揺らめく焔を見ているとついつい時間がたつのを忘れてしまい、冬は薪ストーブの前で過ごす時間が長くなりそうです。
(お酒を飲むときやコーヒータイムも)
これからの薪ストーブライフが今からすごく楽しみです。
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薪作り
燃料の薪は、奥さんの友人から実家の物置に十数年眠っているものを分けていただけるとの事でした。
てっきり薪割りの済んだものを想像していたのですが、行ってみると直径15〜25cm、長さ1.5mの原木の状態でした。
このため、慌ててチェーンソーとチャップスなどの安全装備を購入しました。
事前にチェーンソーの講習会に参加する機会がありましたが、その時の先生が 何とチェーンソーアートの元全日本チャンピオンでした!
偶然にも、お住まいや仕事場もログハウスのすぐ近くにあり、ログハウスの話題で盛り上がって、すっかりお友達になってしまいました。
そして「薪やチェーンソーで困ったことがあったらいつでも言って下さい」 と、とてもありがたく心強いお言葉をいただきました。
因みにここ東栄町は「チェーンソーアート日本発祥の地」とされており、毎年 チェーンソーアートの大会が開催され、世界大会も行われたことがあるそうです。
また薪割りの斧は、友人が新築祝いにとプレゼントしてくれました。
これで 冬の燃料確保の準備も万端です。
いただいた原木をチェーンソーで玉切りし、斧で薪割りしてみましたが、薪がスパッと割れた時の快感は格別ですね。
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薪ストーブを使ってみて
最近めっきり朝晩が冷え込んできたため、薪ストーブを使ってみました。
やはり期待通り、ログハウス全体がじわ〜っと暖かくなります。
新築パーティで友人たちが泊まった時には、ロフトは暑いぐらいで「夜中に汗をかいたので、布団を剥いで窓を開けた」と言っていました。
また前の夜に9時頃まで薪を焚き、翌朝外気温が5℃の時に室内の温度計を見てみると、何と20℃以上もあり、ログハウスの想像以上の高い保温性(蓄熱性)に改めて驚きました。
寒い冬も、ログハウスの中では超快適に過ごせそうです。
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