26.ガレージを作ろう


快適なログハウス暮らしですが、冬は雪かきしないとログハウスへの出入りも車の出入りもできないため、ガレージを作りました。




(ログハウス前のガレージ)



ガレージの設計はJWW-CADを使って自分で行いました。

そして基礎工事、建築確認申請、木材等の手配、プレカット、棟上げ、電動シャッタ―設置までは、ログハウス建築時に確認申請などでお世話になった建築士のHさんに依頼しました。


 

6mx6mの建物ですが傾斜地だったので、基礎の土木工事で出た残土はサウナ小屋 (旧寝泊り小屋)の前に捨てて地ならししてもらいました。

いい畑になりそうです。

こぶし大の火山岩がごろごろしてますので、まず石拾いからですが…


 

設計で失敗したのが、この傾斜分(高低差約1m)の考慮が甘く、建物の立ちが予想より高くなり、残念ながらカッコイイログハウスGP-67の正面が道路からほとんど見えなくなってしましました (^。^;)


 

屋根下地は、コンパネとしましたが、軒天部分は、見た目重視でカンナ掛けした杉板を貼りました。


 

屋根は、ルーフィングの上にガルバリウムの波板(特注で長さ4700mm)をログハウスのフィンランド鉄板で使ったビスで止めました。

先輩のAさんにお手伝い頂き、お陰様で積雪の前に屋根を完成することができました!


外壁は、ログハウスの外付け部分で使った杉板の下見板張りとし、板の幅はログ材に合わせて幅160mmとしました。




今回一番こだわったのが、正面の妻壁部分を1x4材を斜め45度に貼っていく「ヘリンボーン」といわれるデザインにしたことです。








自宅で床に実物大の妻壁の形にテープで印をつけて、材料を一枚づつカットし、現場に持ち込みました。




スッキリしたデザインで気にいっています! (^^)!




外壁・妻壁の塗装は、もちろん塗装職人の右腕奥さんがすべて行いました!





内装は、建築基準法でカーポートは防火壁としなくてはならないとのことで、壁は厚さ9mmの石膏ボード、天井は厚さ5mmのケイカル板を貼りました。




 

電気工事は、引き込みまで以前お世話になった電気工事店にお願いし、室内の照明とコンセントは自分で行いました。




天井貼りでは、持っていた天井貼り補助具が寸足らずのため、補助具を自作し右腕奥さんと二人で作業しました。


 

 

壁と天井は、建築完了審査後に試しに漆喰か珪藻土を塗る予定です。





冬の間、ガレージ作りだけでなく、ログ暮らしも楽しみました。

恒例の薪ストーブを使ってのパン焼き (発酵&焼き上げ)


 

寒仕込み磐梯手前味噌は子供たちにも評判が良いので、今年は生産量を倍増して15kgを仕込みました!


 




この冬の磐梯山麓は雪も少なく、晴れ間も多くあって作業には快適でしたが、1月末になっていつも通りの積雪量となりました (*_*)




でも今は車庫に車が入れられるのと、新潟でスキー民宿をやっている弟から中古の除雪機をもらい受けたので除雪も問題なくでき、快適な冬のベースキャンプとなっています (^O^)




自宅で保管しているカナディアンカヌーも、ガレージの天井にウインチで持ち上げて吊るす予定です (^_^)ノ


ガレージが出来たので、工作は冬季も作業OK!


 

初めに作業台(小)を作り、そのあと作業台(大)を作りました。


 





これらを使って、食器棚兼キッチンカウンターを作りました。




しんしんと雪の降る中、好きな工作をしているのは楽しいです。

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