取り付け道路
まず、取り付け道路を作ることになった。
道路の位置と路幅、そしてルートについては、草刈して作ったイメージに沿って自分で杭を打った。
基礎をお願いした工務店との打ち合わせで、
「工事用車両が出入りする道路の工事を優先させて欲しい」という話が出た。
OKを出し、仕様の話をして、敷設する厚さを100mmとして、必要な砂利の量を幾つか山積みにしてもらい、自分自身で道路の形にするつもりだった。
道路幅4m、砂利敷く厚さ100mm の計画で・・・
ところが後日現地に行ってみたら、バックフォーですっかりならされていた。
工務店に「どうして?」と聞いてみたら、「とても一人でネコとスコップでできる作業ではないよ」と言われた。
この費用(整地)は全額サービスというわけにはいかなかったが、結局格安でやってもらった形になった。
思うに、
私の体力を見抜いていたのと、
次に行われる基礎工事と井戸工事の予定日を確実にしたかったのではないかと・・・
取り付け道路の工事は、あっと言う間に終わった。
道ができ、入り口から山脈を見ると、「やはりここが入り口で良かった」と、「不安」が「安心」に変わった。
(今も、家に入るときの風景に満足している・・・)
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