14.あせりの屋根作り


もうすぐ冬


11月に入るともう紅葉も盛り、ぼやぼやしておると雪が来る。

あせりながら野地板を張るのですが、12ミリのJASコンパネの重いこと重いこと。

かじかむ手に息を吹きかけながら、何とか野地板とアスファルトルーフィングを貼り終えたら、もう11月も終わりに近づいていた。




秋色濃いヒロヒロ工房建築現場




ルーフィング完了 (2007.12.06)


雪が降った


セルフビルド最大の難所である小屋組みを無事完了したことで、ひとまず一段落。

「あとは屋根やさんに任せて、自分は雨風やカビ対策の心配もなくゆっくり 内部造作にかかれる・・・」と思っていたら、はや雪の便り。

ついに初雪が来てしまった。



初雪 (2007.12.04)


そして12月15日からしんしんと降り出した雪は、なんと翌16日朝には50センチの積雪に。

何とか雪が来る前に屋根を葺きたかったのに・・・



大雪 (2007.12.16)


屋根やさんには来春の雪解けまで屋根仕上げ作業を待ってもらうことにして、私は玄関ドアや窓の取付けを進めることにした。


雪による被害


そして、年も明けた1月9日。

内部作業をしていたら、いきなりバリバリメキメキという音とともに
ドドーン!
と地響きと轟音が。

驚いて恐る恐る外に出てみると、屋根の雪が足場もろとも崩れ落ちて、ルーフィングは無残な姿に・・・

雪の怖さを知った一日だった。



足場崩壊 (2008.01.09)


その後も、雪は積もったり崩れたりでルーフィングはズタズタになり、結局 足場再構築と共に大部分をやり直すことに なってしまったのだ・・・

教訓 :「雪を侮るな!」

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