2012年 5月8日、天気は快晴。
さあ、いよいよ待ちに待ったログキットの納品日がやってきました。
私と奥様は朝早くから落ち着きません。
荷下ろしは自信がないので、キートスにお願いしていました。
TさんとOさんのお二人が、4tユニック付きトラックで到着しました。
挨拶もそこそこに、次にクレーン車が到着しました。
さすがに25t車大きいです。
然う斯うしているうちに、コンテナを積んだトレーラーがOさん誘導のもとゆっくり建設地前の道路に入ってきました。
それも私が提案した通りずっとバックで、さすがに長いです。
と言うことは、二次輸送無しで建設地で降ろせるようです。
近所の方達には声をかけていましたが、通行の妨げにならないように私達も交通整理です。
おっと、肝心な事を忘れてました。
幼稚園バスが朝2回建設地前を通るのです。
何とかギリギリ通過出来て、一安心です。
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幼稚園バスの運転手さんはとっても興味を持ってくれていた様です。
ある日の登園時には、子供達を乗せたまま暫く作業を見ていたこともありました。
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そうしているうちに、『開けますよぉ』とTさんの声。
ついにログキットとご対面です。
扉がキツそうでしたが、開けた瞬間『ウオーッ !!』と叫んでしまいました。
その後に木の香りが押し寄せてきます。
部材には、我が家の識別番号の文字が・・・。
この感激は一生忘れないものでした。
中には分厚いシートに包まれたログキットがびっしり格納されています。
(オプションも多かったので、40フィートコンテナ1つで収まるか心配だったそうです。)
ん? この瞬間をなんとか写真に残したい。
トレーラーの運転手さんにコーヒーをお出しして、記念写真を撮って頂きました。
(この時間帯運転手さんは暇らしく 、山菜採ってました。)
その間もドンドン段取りは進んでいる様でした。
と、そこでちょっと問題発生です。
建設地は砂地なので、沈んでクレーン車が入れません。
足を出しても埋って倒れる可能性があります。
「このままここで降ろしたいのは山々ですが (ここで降ろせれば二次輸送しなくてもいい)、クレーンオペレーターさんやトレーラー運転手がダメって言ったら従うしかないんですよ!」とTさん。
幸いトレーラーのタイヤはギリギリ道路の上で、基礎屋さんが残してくれた砂利が敷かれている場所に鉄板を敷き、足だけ敷地内に出して作業する事になりました。
さぁ荷降ろし開始です。
私達は土手の上に避難し、無事終わる事願いながら見守っていました。
ワイヤーと滑車などのつなぎ方など全体の作業はマニュアルの通りのようでした。
引っ張りだす途中でワイヤーがはじけたりする事もあったり、電線もある....
「自分でやらず、やっぱり頼んで良かった。」と心底思った瞬間でした。
部材が空中を飛ぶ姿は圧巻です。
オペレーターの方に手で合図を送りながら次々と梱包された材料が出てきます。
『置く順番考えていますか?』とTさんに聞かれました。
『考えてませんでした!』
本当に全く考えてませんでした。
作業する順番で敷地内にレイアウトしてもらい、非常に助かりました。
この事もキートスにお願いして良かったと思ったことでした。
敷地も半分位部材で埋まり、そろそろ終わりかな・・・・と思いきや、まだまだ 出てきます。
そしてついには敷地内全部、部材で埋ってしまいました。
あまりの多さに『これは、やってしまったんでないか !! 』とちょっとした絶望感が心の中に漂い始めてしまいました。
それでも『まぁ何とかなんべぇ!』とやるしかない事にほとんど開き直りに近いものがありましたが、『忙しくなるぞぉ!』と集中モードにスイッチが入ったのでした。
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